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2024/06/14知っておきたい!家はどんなふうにつくられているの?
こんにちは!
スタッフのたけだ(二級建築士)です
そろそろ夏がはじまろうとしています
ここ一週間ほど、我が家の就寝時はエアコンが必須です
みなさんのご家庭ではエアコンはつけられていますか?
こういう暑い時期になると、何年か前の2級建築士製図試験を思い出します
図面を汗でにじませながら、せっせと間取りや寸法を書きこむ練習をしていました
そんな建築士になる前の私が疑問に思っていたことを、今日はお伝えできればなあと思います
おつきあいただけるとうれしいです!
「家って何でできている?どんなふうにつくられるの?」
建築を勉強する前は、木造だから木を組み立てて作るんでしょ!というくらいに考えていました(-_-;)
実は家を構成する材料(建材)にはさまざまな種類がありまして
建設する順番にご紹介していきます。
まずは
1基礎:鉄筋コンクリート
基礎は家の土台部分で、ここが堅固に作られているおかげで、家が安定します。
最初に作られる部分ですね!材料はコンクリート+鉄筋が使われます。
具体的な役割は、家の重さを支える、風や地震への抵抗、沈下を防ぐ、湿気や水の侵入を防ぐなどがあります。
2構造材:木材
構造材は家の骨組みとなる部分です。家の形を支え、耐震性や耐久性を高めます。
基礎の上に組み立てていきます。
これは 構造材のヒノキ、スギ、マツなどが使われます。
(もちろん鉄骨造RC造の選択もあります!)
3屋根材:鋼板 瓦
屋根材は家の最上部を覆い、雨や風から家を守ります。
構造(骨組み)を組み立てたあと、屋根が作られます。
- ガルバリウム鋼板: 金属製の屋根材で、耐久性とメンテナンス性に優れています。
- 瓦: 伝統的な屋根材で、美観と耐久性があります。
- スレート: 軽量で施工しやすい。
4外装材:サイディング
外装材は家の外側を覆い、風や雨から家を守ります。
主に外から見える壁のことですね!
構造(骨組み)の上に設置していきます。
- サイディング: 耐久性が高く、メンテナンスが比較的簡単。
- モルタル: 伝統的な外装材で、独特の風合いがあります。
- タイル: 美観と耐久性が優れています。
- ガルバリウム鋼板: 軽量で耐久性が高い金属製の外装材。
5窓・ドア:ガラス アルミ 木材
窓やドアは家の出入口や光の取り入れ口です。
- 窓: アルミサッシ、木製サッシ、複層ガラスなど。
- ドア: 木製、金属製、ガラス製など。
6内装材:フローリング(木材)etc
内装材は家の内側を仕上げ、居住空間の快適性を高めます。
外側が仕上がると、内装工事にとりかかります。
注文住宅ではこだわりが出せる部分ですね!
- フローリング: 木製、合成樹脂製など、さまざまな種類があります。
- 壁紙(クロス): 多様なデザインと機能を持つ壁仕上げ材。
- タイル: 浴室やキッチンなど、水回りに多用されます。
7設備:トイレ、ユニットバス、キッチン、エアコンetc
設備は家の機能性を向上させるためのシステムや装置です。
これが設置されると、ほぼ家の機能としては完成されます。
- 給排水設備: 水道管、給湯器、排水管など。
- 電気設備: 配電盤、照明、コンセントなど。
- 空調設備: エアコン、換気システムなど。
- ガス設備: ガス管、ガスコンロ、ガス給湯器など。
どうでしょうか?
流れがわかると家づくりの全体像を把握しやすくなりませんか?
情報過多社会の現在、家づくりのためのたくさんの情報がはびこっています
忙しい日常の中、ご自身にとって大事な要素を探すことは骨のおれる作業だと思います
そんな中、見つけてきてくださったこんな家にしたい!こんな風に暮らしたいという思いを大事にしたい
施工方法や建材はここにご紹介したものはほんの1例で、
そのほかにたくさんの種類や工程があり、それぞれに特徴やメリットがあります
みなさんのご意見に+し、バランスのとれた提案を提供することが専門家である設計士の務めと思います
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