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2024/06/21こちらのお宅は地盤改良工事中!

こんにちは

スタッフのふくた(一級建築士)です。

 

本日、6月21日は夏至ですが、

ようやく東海地方も梅雨入りが発表されたましたね。

 

平年より15日も遅い梅雨入りだそうです。

梅雨明けも遅いのでしょうか??

 

一年でもっとも日が長い日。

晴れ間がもどってよかったです ^^

 

 

さて、こちらのお宅は地盤改良工事中です。

 

地盤調査の結果、

おうちが建つ一部分の地盤強度が不十分であることがわかり、地盤改良工事を施すことになりました。

 

予定していた日が大雨だったため、

翌日に延期されたのですが...

 

大雨でぬかるんだ敷地。

表面に安定処理剤をまくことで、あっという間にぬかるみが解消されました。

 

「柱状改良工法」

円柱状に地盤を固めた杭を基礎の下に打ち込んで、建物支える地盤改良工法です。

軟弱地盤の深さが地中2~8mの場合に用いられます。

 

専用の機械で、

支持層まで掘削しながら、

土とセメント系固化材を撹拌して、

一定間隔で柱が打たれていきます。

 

打設間隔がせまいので、

杭と杭の間に生じる土の摩擦力によっても

建物を支えることができるんですよ。

 

迅速に施工が可能で、
発生する騒音や振動が少ないため、よく採用される工法です。

 

地盤改良には以下のような利点があります。

 

1. 安全性の向上

地盤改良により地盤の強度が向上し、建物や構造物の安全性が大幅に向上します。

地震や地盤沈下のリスクを減少させることができます。

 

2. 建物の耐久性とメンテナンスコストの削減

強固な地盤の上に建物を建てることで、建物の耐久性が増し、将来的な修理や補強コストを削減できます。

地盤が変形しないことで、建物の亀裂や歪みも防げます。

 

3. 環境への配慮

地盤改良技術は、環境への影響を最小限に抑えるように設計されています。

持続可能な方法で地盤を強化することが可能です。

 

4. 法的要件の遵守

地域の建築基準や法的規制に合わせて、適切な地盤改良を行うことで、法的なコンプライアンスを確保できます。

 

 

建て替えだからと過信せず、

しっかり調査・判断できたことで、大きな安心を得ることができました。

 

強固な地盤に生まれ変わり、基礎工事へと進みます。

 

 

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