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2024/09/27
見た目も大切!掃除のしやすさも大切! 床材のご紹介
こんにちは!
スタッフのたけだ(二級建築士)です
最近、やっと秋らしくなってきましたね
2024年は9月17日(火)が中秋の名月でした
我が家の近所でススキを探索しながら、散歩がてらお月見をしました
こどもが夜や月や雲を、きれいだと感動している姿に、心が洗われました
当たり前の言葉、当たり前の存在の大切さを感じるひと時でした
2025年は10月6日(月)が中秋の名月ということです
来年もお散歩にいきたいです(*^^)v
さて、今回ご紹介したいのは床材についてです
フローリング材や水回りに合った床材をご紹介していきます
こちらは岡崎市のS様邸のリビングです
ナラ樫(オーク)という木材の無垢フローリング材を張っています
リビングの顔となる、味があり、堂々たる存在感がありますね
こちらは床暖房にも対応している床材になります
岡崎市のS様邸、玄関ホールです
こちらも無垢フローリング材なのですが
V字が一方向に向かって直線的に連なっているヘリンボーンという模様で張られています
玄関に入った瞬間から、特徴的で目を引きます
印象に残るおうちになっています
こちらは豊橋市N様邸のリビング内のキッチンまわりです
床材が左右切り替わっています
右手はキッチン用耐水性のあるビニール系の床材を採用しています
マーブル模様が特徴的ですね
左手は一般的なフローリング材です
ホワイトオーク柄の、ナチュラルな質感で仕上がっています
このように、リビング内でも水がかかりやすいキッチンの足元だけをビニール系床材にするケースもあります
こちらは岡崎市T様邸
抗菌、耐水性がありながら、デザイン性が高いビニル系の床材を採用しています
一見フローリングに見えますが素材は塩ビシートです
トイレの床は建物全体からするとほんの一部ですが、
デザイン性プラス、掃除のしやすさや汚れにくさも考えた材料選びが大切だと思います
無垢のフローリングは、素材感が高く、高級感がありますが
傷が付きやすく水に弱いという弱点もあります
一般のフローリング材は、素材感は無垢には及ばないながらも、
最近の物はデザイン性は高く、丈夫でメンテナンス性に優れています
水回りは耐水性が高く、汚れに強いビニル系の床材がおすすめです
木目調、タイル調、大理石調など様々なデザインを選択できます
同じ空間の中でも、その床で何をするか、どんなエリアかを考え、
用途に合う素材を採用すると、見た目もよく、掃除もしやすく、汚れにくく
快適な毎日が過ごせると思います
ご自身の生活スタイルに合った床材を探す
お手伝いができればと思います
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2024/08/30
地震で家が倒壊する原因を知ろう
こんにちは!
スタッフのたけだ(二級建築士)です
お天気は降ったりやんだり・・・
週末にこの辺りを通過するようで、
大型台風10号の情報から目が離せません!
さて、我が家では同じタイミングで、子供のスイミング検定の日程が近づいておりました
近場の屋外プールでスイミング特訓をと考えていたのですが
おそらくかなわず・・・残念((+_+))
家のリビング床をプールに見立てて
エア練習できるかな?
と画策中です!
台風でもおうち時間、楽しく過ごしたいですね~(*^^)v
さて今回ご紹介したいのは「ホールダウン金物」です
ホールダウン金物は
住宅のコンクリート基礎、と木造の主構造を
しっかり接合するために使われる部品です
巨大地震時の主な倒壊原因のひとつである「ホゾ抜け」を防止します
こんな形の金属です
上は基礎工事後の写真です
コンクリート基礎に直接、ホールダウン金物が打ち込まれています
拡大するとこんなかんじです
大きい接合金物が「ホールダウン金物」、小さめの接合金物は「アンカーボルト」です
さて、工事が進みました
コンクリート基礎と構造木材の接合部です
水平方向に「土台」という構造木材、垂直方向に「柱」、細い部材の「間柱」があります
ホールダウン金物はプレートを介して、柱とがっちり接合されました
基礎も、構造材も、ミリ単位を設計書通りに作っているからできる技ですね!
上の写真はアンカーボルトの全体像です
こちらは等間隔で埋め込まれることで、水平の土台と基礎が一体となります
「土台から上の構造物は、基礎と一体となっていることが求められている。
そのため、土台を基礎に緊結する必要がある。」
と現在の建築基準に定められています
実は、ほんの20数年前までは、このような基準は明確に定められておりませんでした
1995年阪神・淡路大震災で、多くの木造住宅が倒壊しました
倒壊した建物全体の95%は1981建築基準法の改正以前の建物でした
その中で、木造住宅の接合部の強度不足が指摘されました
地震の際に柱が抜け、建物が倒壊するリスクが高まることが明らかになりました
倒壊から免れている住宅には、新古問わず共通点があったことがわかっています
これは、柱のほぞ部分に「ホールダウン金物」という器具が設置されているかどうかでした
そのため、柱と土台や梁をしっかりと固定するためのホールダウン金物の使用が注目されるようになり、
2000年の建築基準法の改正によって、その使用が義務化されるに至りました
新しい建築基準によって
新築住宅は一定の耐震基準を満たしています
南海トラフ地震にも耐えてくれることでしょう!
また来年2025年にも、構造基準の改正が予定されています
うちの構造設計は、ギリギリの設計ではなく、余裕を持った計算になっているため、
2025基準もすでにクリアしています
構造に限らず、時間でも、考え方でも、何ごとも余裕があると、うまくいくと思います!
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2024/08/09
ペットと暮らす家づくり のご紹介!
こんにちは!
スタッフのたけだ(二級建築士)です
昨日の宮崎の地震のちに、
気象庁から南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました
愛知県民も防災対策が必要そうですね((+_+))
うちには非常用食料と飲料水が少し置いているくらい
本格的な備えはこれからです
いざというときのために、余ったこどものおむつを捨てないであります
簡易トイレの代わりになるそうです!
何事もなく、お盆休みを過ごせるとよいなあ
さて、コロナ禍以降
ワンちゃん、ネコちゃんをお家に迎え入れるお宅が増えているようです
家族の一員であるペットと
ともに楽しく快適に暮らすための、ペットと暮らす家の設計・施工事例を一部ご紹介いたします
豊田市のN様邸では
収納の下にペットがトイレや食事などができるプライベート空間を設けました
こちらの床材にはペット用フローリングを選びました
わんちゃんが走り回っても滑りにくく、粗相にも耐水性のある素材です
見た目も損なわず、おしゃれな質感なんです(*^^*)
豊田市のO様邸では
LDKの一部がネコちゃん部屋になっていて、タテ格子で仕切られています
このことで、リビングのエアコン1台でネコちゃん部屋も快適になります
「すずしいニャン」と聞こえてきそうです(笑
左手側にはペット専用のドアがあり、
ロックしたり、開放したりと、ネコちゃんのお留守番の時などに活躍します
ネコちゃん用ドアの上部には、
ネコちゃんには触れてほしくない消臭材や、ちょっとしたものの収納スペースを設けました
少しの工夫ですが、毎日便利に使っていただけると思います
こちらは豊田市F様邸
こちらもO様邸と同じように、
ネコちゃんは通さず、空気は通すタテ格子間仕切りやタテ格子ドアを活用しています
こちらも「すずしいニャン」と言ってくれていると思います(笑
床材は、一般的にはトイレや脱衣室に使うビニル素材の床材になっています
滑りにくく、耐水性も抜群です
写真では、いい感じの木目に見えると思います
ワンちゃんも、ネコちゃんも大切な家族の一員です
ペットと過ごす家でも、見た目も機能も大切に、
人間にも、ワンちゃん・ネコちゃんにも快適な家づくりのお手伝いをさせていただいています
事務所で人気急上昇中のビションちゃん!
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2024/07/26
リノベーションが叶える 住みたいお家
こんにちは!
スタッフのたけだ(二級建築士)です
世間は夏休みに入りましたね
先日は地元の夏祭りに参加してきました
子供たちとかきごおりをほおばり、縁日のゲームをしました!
翌日の別のフェスタでは、和太鼓の演奏を体験できました!
周囲はお祭りラッシュ
夏を満喫しています(*^^)v
さて今回はリノベーションについてです
建物に新たな価値を加えていく、それがリノベーションです
こういう家にしたい!
プランやイメージを持ち、具体的に設計に落とし込み実現します
もともとの住居に
リノベーションで新しい価値を加えていくことが可能です
最新設備だったり、無垢材の床だったり、etc…
リノベーションで、新築建売住宅を理想の家に近づける例もあるそうです
一部当社での設計・施工事例を紹介します
こちらのお宅では、リノベーションで壁を板張り仕上に変更しました
無垢の木目がとても美しいです
ひとつとして同じ模様がなく、それが素朴な美しさになる
大自然の中にいるイメージが浮かび上がります
四面を囲う木の香りが漂ってくるようです
きっと癒しの空間となったことでしょう
直近では、
岡崎市D様邸でリノベーションを計画中です
新築で建てられて、まだ8年ほどのまだまだ真新しいお宅です
エリアを気に入り、建築条件付きで建てられたそうです
いろいろイメージやご要望をお伝えしたそうですが、
そうはならなかった部分が多くあり、今回新たにうちにリノベーションのご相談をいただきました
「新築以外はやられませんか?」
とおそるおそるお問合せをいただいた感じがありましたが、
「いい家にしたい!」という思いがあれば、
新築、リノベに関係なくお引き受けさせていただきますので、みなさまもぜひぜひお気軽にお問合せください!
現在改めて、理想の家を叶えるために綿密な打ち合わせが進行しています
本来こういうダイニングにしたかった!
ここにはこれだけの収納がほしかった!
無駄な廊下はなるべく無い方がよかった!
などなど
間取り変更を提案し、ご納得していただいた上で決定していきます
プランイメージがしっかり共有できるよう、慎重に打合せが進んでいます
家は洋服のように手軽に着せ替えができません
本来であれば、
リノベーションしなくてもよいように、新築時に理想の形にできるとベストですね
新築時の設計では、そんな視点も大切に取り組んでいます
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2024/07/05
こちらのお宅は第3者機関による配筋検査を行いました。
こんにちは!
スタッフのたけだ(二級建築士)です
先週から降り続いた雨がやっと明けました!
でも喜んでいられない、この猛暑( ノД`)
日射が肌に刺さりますね
いたいくらいです
猛暑の中、工事に勤しむ職人さんたちは本当にすごいと思います
さて、こちらのお宅では配筋検査を行いました
まるで碁盤の目のように、規則性を持って並べられている細い棒が鉄筋という建築材料です
地面と1階の間、家の底となる部分である、基礎を作るために配置されます
べた基礎という言葉を聞いたことがありますか?
べた基礎は家全体を支えるために、地面に広くコンクリートを打つ基礎工法の一つです
コンクリートは強度がありますが、引っ張る力に弱いです
もし地震や地盤の動きで地面に引っ張り力が加わったときに家全体を支える力がくずれてしまいます
基礎に鉄筋を組み込むことで、コンクリートの弱点を補い、全体としての強度と耐久性が大幅に向上します
配筋検査とは、鉄筋が設計図通りに配置されているかを確認するための検査です
外部の検査員さんが目視でひとつひとつ確認します
鉄筋の本数が少なすぎないか、太さは太すぎないか、配置は正しいか、専門的に正しく取り扱われている
かなど細やかな何点もの検査項目を通します
もし、不備があった場合は是正を指示され、是正後、再検査が行われますが、
今回も問題なくクリアしました。
鉄筋は建物の強度を保つための重要なパーツです
この検査を怠ると、建物の耐震性や耐久性が低下する恐れがあります
確実な工程で全ての検査項目が設計通りに施工されていることを確認します
鉄筋を囲っている木の塀のようなものは型枠というものです
鉄筋が配置されたあと、型枠の中にコンクリートが流し込まれます
現場に足を運び工事を確認する作業は、安全性を具体的に高めます
設計図面と、工事現場を確実にリンクさせることが重要です
日常的に、設計と工事をつなぐ架け橋となる役割をしていきたいと思います
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