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2026/02/20こちらのお宅は難解な調整区域。測量が進んでいます。

こんにちは

スタッフのふくた(一級建築士)です。

 

二十四節気の「雨水(うすい)」の頃となりました。

雪が雨へと変わり、少しずつ春に近づく時季です。

 

今週末は真冬の三連休ですが、

昼間はコートいらずの陽気になりそうですね。

 

寒さの中にも、ほんのりと春の気配を感じられるこの頃。

季節のうつろいを楽しみながら、

どうぞおだやかな休日をお過ごしください。

 

 

さて、難解な調整区域にあるこちらのお宅。

 

とても広い敷地の中央を、まっすぐに伸びる一本の私道。

その道沿いには、二棟の大きな長屋アパートが建っています。

 

この場所に新たなお住まいを計画するにあたり、

いくつか乗り越えるべき課題がありました。

 

このエリアはいわゆる「市街化調整区域」。

街を拡げず、自然や農地を守るための区域です。

原則として、新たに住宅を建てることはできません。

 

 

・用途地域の線引き以前から宅地であったこと

・分家住宅に該当すること

といった条件は満たしていました。

 

一方で、

・「共同住宅(アパート)」から「専用住宅(一戸建て)」への用途変更

・元の建物より大きな建物は建てられないこと

・どの建物を残し、どの建物を解体するのか

など、慎重に整理すべき点もありました。

 

ひとつひとつ確認を重ねながら進めてきた計画。

現在は解決の目途が立ち、測量作業が進んでいます。

 

 

高台に立つこの土地からは、

遠くまで視線が抜ける、のびやかな景色が広がっています。

 

何より印象的なのは、大きく広がる空。

「市街化調整区域」だからこそ守られてきた風景でもあります。

 

朝は澄んだ光に包まれ、

夕方には街の向こうにやわらかな色が重なる――。

 

そんな開放感と、時間の移ろいを日常の中に取り込む

リビングルームを計画しています。

 

 

周辺の建物状況や高低差も、しっかり確認しました。

 

ハードルが高く感じる土地でも、

一つずつ紐解いていけば、理想のマイホームへの道が見えてきます。

 

制限がある土地だからこそ出会える、特別な景色があるかもしれません。

 

 

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